このリポジトリは、CSV
と GeoJSON
フォーマットのデータを Mapbox Vector Tile (.mvt
) フォーマットに変換し API として公開するためのテンプレートリポジトリです。
テンプレートレポジトリとは、既存のレポジトリを自身や他の人が同じディレクトリ構造や GitHub Actions を持つ新たなレポジトリコピーを作るための仕組みです。フォークとは異なり、ひとつのテンプレートレポジトリから、複数の異なる名前とURLを持つレポジトリを作成できます。
このテンプレートをコピーしてできたレポジトリに緯度と経度を含む CSV または GeoJSON をコミットすると、 .mvt が作成され、同レポジトリの GitHub Pages 上にホストされます。ホストされたデータへアクセスすることで、API配信基盤として機能するように作成しているため、自治体が公開するオープンデータや自組織が保有する地理空間情報を空間ID APIとすることができます。
このようにして作成したAPIに、空間IDタイルデータ取得SDKや、Mapbox GL JS、 MapLibre GL JS、 Geolonia の Javascript API等を用いることで、アプリケーションの開発が可能です。
- [Use this template] ボタンをクリックして、このテンプレートを自分のリポジトリにコピーしてください。
- GitHub Pages の設定方法 を参考にGitHub Pagesを有効にする。
example.csv
を編集してコミットすると数分後に ベクトルタイルが生成されます。- csv の先頭行には、必ず
緯度
、経度
という項目を追加して下さい - 任意のファイル名の CSV を1つのみ設置できます。
- ファイルの文字コードは UTF-8 を指定して下さい。
- csv の先頭行には、必ず
https://<あなたのGitHubユーザー名>.github.io/<リポジトリ名>/tiles/tiles.json
をリクエスト用のURL(例)として利用する。
- 以下の build.yml の 20行目の
"*.csv"
を"*.geojson"
に書き換えて push して下さい。 example.csv
を削除し、example.geojson
をアップロードして下さい。数分でタイルが生成されます。
build.yml
with:
file: "*.csv"
out_dir: ./
https://github.com/geolonia/vector-tiles-api/blob/main/.github/workflows/build.yml#L20
- GitHub のリポジトリのメニューの中にある [Settings] をクリックしてください。
- 移動先のページの下の方にある [GitHub Pages] のところで、以下のように設定してください。
生成したデータへの空間ID APIアクセスについては、空間ID データ取得SDKのドキュメンテーションをご覧ください。
GitHub を活用した空間ID API を使って港区のフリーWi-Fiスポットを地図に表示するサンプル では、港区が公開している公衆無線LANのアクセスポイントのオープンデータを変換した上で、地図(ここでは、Geolonia Maps)上に表示させています。
サンプルデータは以下のデータを利用しています。
- 「 公衆無線LANアクセスポイント一覧」(港区)(https://opendata.city.minato.tokyo.jp/dataset/minato_city_wifi/resource/d02ec3d4-7c47-4538-bdf8-05167c5f7112) を加工して作成
港区は、この上記のデータのほか、55件のCSV/GeoJSON形式の地理空間データをオープンデータとして公開しています。