Pytestが実行できる体制を整える about c2a-aobc

[chutaro]

• wings を動かす場合は self hosted で研究室サーバー上で動かすのが楽だと思っています（comポートの通信とかが大変そう）
• AEさんのツールが github actions で動かせるかは AE さんに聞きたいですね。まだAE側でも整備段階だと思うので、アップデートあったら共有します。

[200km]

pytestに必要なC2A側の機能

#76 (comment)

[200km]

@chutaro c2a-aobcでもGitHub Actionsでpytestを回したいのですが、参考になるものがあれば教えてもらえると嬉しいです。

[chutaro]

• 概要
  • https://github.com/ut-issl/c2a-core/tree/develop/Examples/minimum_user/src/src_user/Test の readme
  • ざっくりと言うと、こんな感じだと思います。
    • Test フォルダ配下に test を python で作成し、
    • 下記の必要ツールをインストールし、
    • c2a と wings を通信させた状態で、pytest コマンドを打って実行する
• 必要なツール
  • https://github.com/ut-issl/python-wings-interface
  • https://github.com/ut-issl/c2a-enum-loader

一方で、AEさん側で、wingsを使わずにc2aを実行し、pytestも実行するツール群を作成している気がしており、c2a-aobcが今後もAEさんと連携を密にする場合、AEの枠組みに乗った方が便利かつやりやすいのではないかという気もします。（いちおうメンションしておきます @sksat ）

[200km]

ありがとうございます！

[200km]

@chutaro これ、現状は手元で回していて、GitHubActions上ではまだ回していない感じですかね？参考になるyamlファイル見てみたいです。

[chutaro]

wingsを動かすのが大変そうなので、self hosted で CI サーバー上でやるしかないかなと思っていて、ただまだ手を付けていない状態です。github 移行後は pytest 無しで進めています。

[200km]

wingsを動かすのが大変そうなので

そういう感じなんですね。。。わかりました。
AEさん側で、wingsを使わずにc2aを実行し、pytestも実行するツール群を作成している気がしておりあたりが導入されたらGitHub Actionsでも動かせる感じですかね？

[200km]

使おうとしてつまづいたところ

c2a-enum-loader

• 次の部分でenumが読めず、エラーが出ている
  

  c2a-aobc/src/src_user/Drivers/Aocs/oem7600.h

  Line 45 in 605722a

  OEM7600_TLM_ID_RANGE_ASCII = OEM7600_TLM_ID_RANGE + 0x1000,

  • 右辺でOEM7600_TLM_ID_RANGEを使っているのが悪く、直接0x0000102Bと書けばエラーは出ない
• 同様のエラーとして、ValueError: invalid literal for int() with base 10: XXH_rotl32が出るが、これはどの部分か不明。外部ライブラリであるxxHashに関連しているのはわかるが、XXH_rotl32はenumで使われていないので謎

[200km]

ValueError: invalid literal for int() with base 10: XXH_rotl32

については、xxHash.c内で一行でenum定義されていたものを複数行に変えると解消された。XXH_rotl32は関係なかったのでエラー表示は謎ではある。

c2a-aobc/src/src_user/Library/xxhash.c

Line 268 in 605722a

typedef enum { XXH_aligned, XXH_unaligned } XXH_alignment;

C2Aのcoding rule的には、改行する必要があるのだと思うが、xxHashは外部ライブラリから引っ張ってきたものなので、coding ruleを適応させたくはない。enum loaderからファイル指定で除外できると嬉しい。

[200km]

#150 のとおり、上のエラーを除去した状況ではpytestが実行できるようになった。ただし、次の部分でつまづいた。

• Cmd_APP_AOCS_MANAGER_SET_REFERENCE_TIMEコマンドをpytestしようとしたら、引数の方部分でエラーが出た。

このコマンドはdouble型を引数に持っているので、その部分でエラーが出たのではないかと思う。

[200km]

CIに組み込むのは時間がかかりそうなので、別issueに切り出す。

[200km]

Cmd_APP_AOCS_MANAGER_SET_REFERENCE_TIMEコマンドをpytestしようとしたら、引数の方部分でエラーが出た。

これはdouble型関係なく、引数が一つであることが問題っぽい。次のように,を引数の最後に入れるとエラー回避できたが、これが想定仕様なのかは微妙な気もする。

c2a-aobc/src/src_user/Test/test/src_user/Applications/UserDefined/AOCS/test_aocs_manager.py

Line 43 in 138fce8

(2459933.0,),

[200km]

c2a-coreの方を見ても、引数ひとつの時は同じような書き方をしているようなのでそういう仕様ということなのかもしれない。ただ分かりづらく、どこにも記述がないので初めての人はハマってしまいやすそうな気がする。

https://github.com/ut-issl/c2a-core/blob/a7b384cc91be5ebaeb8d6ea52503037033c6b0aa/Examples/minimum_user/src/src_user/Test/test/src_core/System/EventManager/test_event_handler.py#L119

@chutaro 引数一つの時のこの現象についてコメントいただけると嬉しいです。

[chutaro]

引数一つの時のこの現象

これはシンプルに python で tuple を使うときの文法の話だと思います
参考：https://note.nkmk.me/python-tuple-single-empty/

[chutaro]

enum の足し算表記と、一行表記は enum loader の方では想定していなそうです。短期的には c2a のソースコードを修正することで対応していただけるとありがたいです！

[200km]

python で tuple を使うときの文法の話

ありがとうございます。pythonでは常識的な話という感じなんですかね。
AOCS向けにマニュアル作るときには注釈つけようと思います。

これとは別に、pytestで使う関数全体的にコメントが欲しいなとは思いました。今はコード全部読むか、他のコードを真似て書くしかない感じで少し面倒にかんじました。

短期的には c2a のソースコードを修正する

足し算表記は対応しました。#153
一行表記の方は外部からとってきたもので、ソースコードを修正するのはしたくなく除外ファイルとして扱いたいということで、issueを出させてもらっています。ut-issl/c2a-enum-loader#23