Nablarch ウェブアプリケーションを、Apache Httpd - WildFly - PostgreSQL の構成で動作確認するための環境を用意します。
Nablarchのブランクプロジェクトを初期セットアップ手順にしたがって修正し、prod
プロファイルでビルドしたアプリケーションにて稼働確認済みです。
各環境に、以下のソフトウェアはインストールされているものとします。 Windows環境であれば、OpenSSL は GitBash がインストールされていれば使用できるはずです。
- Docker
- Docker Compose
- Git
- OpenSSL
JavaアプリケーションのWARパッケージングは各自で用意してください。 サンプルとして、今回動作確認を実施したWARパッケージングを同梱します(Nablarch 5u18)。
git clone https://github.com/chupaaaaaaan/app-env-web.git
cd app-web-env
./gencrt.sh
./gendir.sh
docker-compose up -d
docker-compose down
以下のURLにアクセスし、WildFlyの管理コンソールからデプロイしてください。
http://localhost:9990/console/index.html
アプリケーションのコンテキストパスとして /Local
を仮定しているため、デプロイ時にはデプロイ名を Local.war
としてください。
(コンテキストパスを変更する場合は、 build/httpd/conf/httpd.conf
の ProxyPass
設定を変更してください)
ブランクプロジェクトの場合は、以下のURLにアクセスしてください。
環境にはRedisも含めているため、これをセッションストアとして使用することも可能です(注意:RedisStoreは5u17以降でサポートされています)。 その場合は、Redisストア(Lettuce)アダプタの設定手順 に従ってプロジェクトを修正してください。
その際、設定値は以下を指定してください。
# デフォルトのセッションストア名
nablarch.sessionManager.defaultStoreName=redis
# Redis構成の選択
nablarch.lettuce.clientType=simple
# Redis接続先
nablarch.lettuce.simple.uri=redis://redis:6379