edwardkenfox / isucon7 Goto Github PK

WEBアプリケーションのパフォーマンス改善に関して思いつく限りの施策を列挙しておいて、コンテスト中のiceboxとして参照できるようにしておく

ネットワーク

• DNS名前解決が遅い
  • DNSキャッシュの利用
  • /etc/hosts にハードコードしちゃう
• TCP
  • 初期windowサイズを上げる
  • TCP fast open
  • TCP keep-aliveでコネクションをなるべく使い回す
  • HTTP/2でリクエストを並列化する
• CDNを置いてレイテンシ削減
• ネットワーク越しに取得するリソースを減らす
• コンテンツの圧縮
  • テキストはgzip/deflate
    • brotliなんかも
  • 画像はjpegとかwebpとか
• WEB API通じて取得しているデータがあれば、キャッシュを利用したり、あらかじめデータをクロール&保存しておいて利用してネットワーク越しに取得しないようにする

アプリケーション

• 計算オーダーの削減
• 処理にあったデータ構造に変える
  • リスト、配列、ハッシュなど
• ファイルへのスワップがないか
• I/Oをある程度のバッチで処理する
• ブロッキングしないように
  • 同期処理は非同期処理に
  • スレッドを使う
• 実行時間を早くする
  • インタプリタ系の言語・ランタイムを使わずになんとかする
• 大量のレコードを走査するSQLクエリがあったら、LIMITとか条件をつけてバッチで処理するようにする ​
• レコードの取得結果や大きい文字列の処理結果（HTMLとかJSON）をオンメモリに持っておいてそっち使うようにする

ミドルウェア

• 設定項目をチューニング
• 複数のミドルウェア間の通信を早くする
  • 同じホストにおいてソケットとかIPCで
  • 同じAZ、あるいはなるべく近いリージョンに
• リバースプロキシ使う

データベース

• スキーマを変える
• テーブル構成を変える
• クエリのチューニング
• 適切なインデックス使う
• クエリを減らす
• クエリエンジンを変える
• パラメータチューニング

フロントエンド

• JSの実行処理を速くする
• 優先度の低いJSの実行処理をdeferする
• CSS/JSのインライン化
• クライアントキャッシュの有効利用
• service worker
• コンテンツの圧縮
• resource hintsやprefetchディレクティブの活用

ハードウェア・インフラ

• GPU使う
• ハードウェアアクセラレーションができるソフトウェアを使う
• 冗長化
• スケールアップ、スケールアウト

OS

• カーネルパラメータのチューニング
  • ネットワーク周り
    • tcpとか
  • maxvnode
  • swapのサイズとか
• ベースイメージが小さいOS使う

疑問

• フロントエンドはある？

10/22にfox,treby氏とISUCON7出ることになるので準備する

ISUCONをRuby, Sinatraでいい感じに戦うためのツール - The paradigm shift
ISUCON予選突破を支えたオペレーション技術 - ゆううきブログ

https://github.com/matsuu/vagrant-isucon/blob/master/isucon6-qualifier-standalone/Vagrantfile
上記をもってきて vagrant upする. 40分ぐらいかかる

$ vagrant up
$ vagrant ssh
# serviceの操作のためにpassword設定しておく
> sudo passwd isucon
> ifconfig # ip addressを確認 DHCP

# benchmark動作テスト
# 起動直後はperl実装が動いている
> sudo -i -u isucon
> cd isucon6q
> ./isucon6q-bench -target http://127.0.0.1

上記で確認したIPaddressをブラウザで開くとページが表示される

# perlの動作とめる
> sudo systemctl stop isuda.perl.service
> sudo systemctl stop isutar.perl.service
# ruby動かす
> sudo systemctl start isuda.ruby.service
> sudo systemctl start isutar.ruby.service

https://github.com/isucon/isucon6-qualify/blob/master/Regulation.md
実装やregulationはこちらから確認