「MZ-1500 Version Up Adaptor」はMZ-700の拡張I/Oバスコネクタに装着し電源などいくつかのケーブルを接続するだけでMZ-1500コンパチにしてしまうボードです。 本リポジトリはそのボードに使用しているBeMicro MAX10ボード搭載のFPGAのソースです。Quartus Prime(15.1)にて開発しています。 ボードとFPGAロジックに関する詳細な説明は上記リンク先のページを参照して下さい。
そもそもが技術的検証を目的としたプロジェクトのため、「そのまま使用できる」「そのままビルドできる」ようなデータになっていません。 私の所有していない著作権に基づくデータをFPGAに直接埋め込むようになっているため、リポジトリにはそれらを除いた形でコミットしてあります。 収録しなかったデータとは
- フォント
- モニタROM(9Z-502M)
です。
フォントはまるくん作「MZ700WIN」配布データに含まれるmakefontを使用すると同等のものが作成できます。 cgromモジュールにfont.hexとして組み込みます。
モニタROMはMZ-1500から吸い出して下さい。なおビルドにあたってはE800h~EFFFhとF000h~FFFFhに分けたhexファイルを用意して下さい。 mrom2kモジュールに9z502m_e8.hex、mrom4kモジュールに9z502m_f0.hexとして組み込みます。
それぞれの設定を開くと別のファイルを組み込むよう変更することもできます。 MZ-700用QD I/F・MZ-1E14をお持ちの場合そのROMの内容をmrom2kに、mrom4kはmromモジュールから消してしまうか内容を全てFFhで初期化するかすれば使用できます。