kenicazu / scalable-webapp

スケーラブルハンズオン CDK実装サンプル

スケーラブルハンズオンの手順の一部を実装するCDKコードで、以下の要素を含みます

• ハンズオン用のVPC、サブネットのデプロイ
• WordPressを実行するためのEC2のデプロイ（ユーザデータ、IAMロールの設定含む）

（※スケーラブルハンズオンの手順における2.b.Amazon EC2 の作成までをCDKで実装します）

TypeScriptやCDKについて学びたい方はこちらのCDKワークショップをご覧いただけると幸いです。
実際にワークショップをしていただいてもいいですし、記載されている内容を机上で学習していただく使い方もできます。

ディレクトリ構成

以下は重要なファイル·ディレクトリのみ記載しています。

.
├── README.md                       # 本READMEファイル
├── bin                             # スタックの定義
├── cdk.json                        # CDKの設定ファイル
├── jest.config.js                  # JavaScriptのフレームワークJestの設定ファイル
├── lib                             # CDK(Stack)の実装
│   ├── scalable-stack.ts           # VPC、EC2（ユーザデータ含む）、IAM、Security GroupをデプロイするためのStack
│   └── user-data.sh                # EC2のセットアップに使用するスクリプト
├── package-lock.json               # ライブラリ依存関係の定義ファイル
├── package.json                    # ライブラリ依存関係の定義ファイル
├── test                            # CDKのテストコード(未使用)
└── tsconfig.json                   # TypeScriptの設定ファイル

デプロイ方法

上記のリソースをAWSにデプロイする方法をまとめます。

準備・デプロイ

デプロイを実行する端末には、下記のソフトウェアが必要です。

• AWS CLI v2
• Node.js 14以上

まず初めに本リポジトリをお手元のCloud9環境にCloneします。

#ソースコードのClone
git clone https://github.com/kenicazu/scalable-webapp.git

cd scalable-webapp

カレントディレクトリにこの README.md が配置されていることを確認し、次のコマンドを実行します

# IaCの依存関係をインストール
npm ci

# CDKをap-northeast-1リージョンで使えるように初期化する
AWS_REGION=ap-northeast-1 npx cdk bootstrap

# CDKで定義したリソースのデプロイ
npx cdk deploy --require-approval never

なお、以下のコマンドでCloudFormationのyamlファイルを出力することも可能です。

cdk synth

一連プロセスは5分ほどで終了します。
この後の手順はスケーラブルハンズオンのWordPressのインストール確認から進めてください