mkiken / x-scala

Hygienic Macro System for Scala.

eXtensible-Scala(X-Scala)

Scala言語向けHygienic構文マクロシステム

以下では，このファイル（README.md）が置かれているディレクトリをホームと呼びます．

他に必要なシステム

Ypsilon (https://code.google.com/p/ypsilon/)

http://www.littlewingpinball.net/mediawiki-ja/index.php/Ypsilon_Scheme_Systemのインストール方法に従ってください．

Node.js

Homebrew(http://brew.sh/)が入っていれば， brew install Node 入っていない場合はこちらからインストールしてください → http://nodejs.org/

PEG.js (http://pegjs.majda.cz/)

ホームで npm install pegjs

sexpression (https://github.com/f-kubotar/sexpression)

ホームで npm install sexpression

動作確認

• OS : Mac OS X 10.9.1
• Ypsilon : Ypsilon 0.9.6-trunk/r506
• Node.js : v0.10.24
• PEG.js : PEG.js 0.8.0
• sexpression : sexpression 0.0.4

使い方

環境変数XSCALA_HOMEにホームの絶対パスを入れてください．

例： export XSCALA_HOME=/Users/USER_NAME/Desktop/x-scala

scalaディレクトリで

./convert.sh [ファイル名].scala

とコマンドを呼ぶことで[ファイル名]ディレクトリが作られ，その下にマクロ展開の結果とその中間ファイルが生成されます．

• 1_midtree.json:マクロ定義のパターン構文木
• 2_macroParser.pegjs:マクロ定義のパターンのPEG
• 3_syncedMacroParser.pegjs:X-ScalaのPEG
• 4_tree.json:X-Scalaの構文木
• 5_sform.scm:X-Scalaから変換したS式
• 6_expanded.scm:マクロ展開されたS式
• 7_expanded.scala:S式から逆変換されたScalaプログラム

macro_testディレクトリ以下にサンプルがあります．

例： macro_testディレクトリで

../convert.sh hygienic.scala

でhygienicディレクトリが作られ，マクロ展開を行ったプログラムが生成されます．

注意

変数宣言や関数定義，型エイリアスはスコープの先頭にまとめてください． 正しくマクロ展開されないことがあります．

2014/02/26